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ATSの費用・料金相場はいくら?中央値は月2.5万円|無料・低価格・本格ATSの価格を比較

ATSの料金は、月額費用だけを見ると分かりにくい領域です。無料で始められるもの、低価格で候補者管理を整えるもの、本格的な採用体制を支えるものでは、想定している採用運用が違います。

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無料ATS・低価格ATS・本格ATSの費用相場と適性規模を比較したインフォグラフィック
図解: 無料・低価格・本格ATSの費用レンジと、向いている採用規模の全体像。

この記事の要点

  • 即答: 有料ATSの料金相場は、編集部が主要26サービスの公開料金を集計した中央値で月額約2.5万円です。無料(0円)・低価格(月3,000〜2万円)・本格(月10万円前後〜)の3層に分かれます。
  • 無料ATSは候補者数や求人枠に上限があり、媒体連携・サポート・分析は限定的です。スプレッドシート卒業や少人数の採用に向きます。
  • 低価格ATS(月額数千円〜2万円程度)は、20〜100名規模で候補者管理を整えたいチームに向きますが、複数媒体の自動連携や採用分析は弱めです。
  • 本格ATS(月額10万円前後〜)は媒体自動連携・レポーティング・運用支援が揃いますが、初期費用やオプションで年間総額が膨らみやすい構造です。
  • 月額表示だけでなく、初期費用・媒体オプション・サポートを合計した年間総額で比較すると、運用に合うラインが見えやすくなります。

まず押さえたい考え方

ATSの料金は、月額費用だけを見ると分かりにくい領域です。無料で始められるもの、低価格で候補者管理を整えるもの、本格的な採用体制を支えるものでは、想定している採用人数も媒体数も違います。同じ「ATS」でも、20名以下の採用と年間100名規模の採用では選ぶべき価格帯が変わります。

ポイントは、月額の安さで決めることではありません。利用する媒体の数、関係者の人数、必要な分析機能、運用にかけられる工数を整理してから価格帯を選ぶと、導入後の手戻りが減ります。

無料・低価格・本格ATSの違い

01無料ATS(月0円)

候補者数や求人枠に上限があり、媒体連携やレポートは限定的。スプレッドシート管理を卒業したい少人数採用や、機能の試用に向きます。

02低価格ATS(月3,000〜20,000円)

候補者管理・選考フロー・基本的な媒体連携を備える価格帯。20〜100名規模の中途採用や、スタートアップの単一チーム運用に向きます。

03本格ATS(月10万円前後〜)

多数の媒体自動連携・採用分析・面接調整・カスタマイズが揃う価格帯。年間100名以上を採用するチームや、複数事業部で並行運用する企業に向きます。

04規模で選ぶ判断軸

採用人数・媒体数・関係者数の3点で必要な価格帯はおおむね決まります。機能数より、自社の採用フローと工数に合うかを基準にします。

中小企業のATS選び|料金で失敗しない3つのポイント

年間採用数が数名〜20名程度の中小企業・スタートアップの場合、本格ATSの機能の大半は使いません。料金で失敗しないためのポイントは3つです。

1「候補者数課金」か「求人数課金」かを確認

候補者数課金は応募が増えた月に跳ねます。採用数が読みにくい中小企業は、求人数課金や定額のほうが予算管理しやすくなります(例: ChordOne は求人1件あたり月500円)。

2最低契約期間と初期費用

本格ATSは年契約+初期費用が標準です。採用が止まる時期がある会社は、月契約で止められるかを確認します。

3入社後の転記工数まで含める

ATSから労務・台帳システムへの手作業転記は、1名あたり30分〜1時間の隠れコストです。採用〜入社後が同じ基盤なら転記自体が消えます。

月額以外で総額が増える項目

本格ATSの提案書を見ると月額の安さに目が行きがちですが、実際の年間支払いでは初期費用・媒体オプション・サポート費が大きな割合を占めます。導入前に、月額以外の項目を分けて見積もるのが安全です。

  • 初期費用:0円〜30万円程度。データ移行や媒体連携の初期設定が有償の場合があります。
  • 媒体オプション:Indeed・doda・dodaX・Greenなど、利用したい媒体ごとに連携費用が発生する設計があります。
  • 応募者数・求人枠の超過課金:プラン上限を超えると上位プランへ強制移行する設計が一般的です。
  • サポート費:専任CSや運用相談を含むプランは別料金になることがあります。

導入・見直し前に確認したい5項目

月額の安さだけで比較するとずれが出やすい領域です。次の5項目を確認しておくと、提案書ベースの比較でも見落としを減らせます。

項目確認すること見落とすとどうなるか
月額費用プラン上限(ユーザー数・求人枠・応募者数)と超過時の扱い採用ピーク時に上位プランへ強制移行し、想定の倍以上の月額になる
初期費用初期設定・データ移行・媒体連携が有償か無償か導入1〜3か月目に予算超過し、運用が立ち上がる前に止まる
媒体連携利用予定の媒体(Indeed・doda・Green等)が標準連携か媒体ごとに別ツールやスプレッドシートが残り、二重管理になる
サポート体制専任CS・対応時間・運用相談の有無採用ピーク時に問い合わせが滞り、選考が止まるリスクが残る
年間総額月額×12+初期費用+媒体オプション+サポートの合計月額表示だけで比較してしまい、年単位で数十万円の差を見逃す

ツール選定では、前後の業務まで見る

採用単体で安いツールを選んでも、入社後に別の従業員台帳・スプレッドシートへ転記が発生すると、結局工数とコストは別の場所で増えます。前後の業務と同じ従業員情報を使えるか、関連する部門が同じ画面で確認できるかを見ておくと、運用の手戻りを減らせます。

ChordOneは従業員20名まで無料で、採用モジュールは月額500円/ユーザーから使えます。100名規模でも月額5万円程度の目安に収まる設計のため、月額の予測が立てやすい構造です。詳しくはATS月額500円・20人無料の考え方料金シミュレータを参照してください。

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よくある質問(FAQ)

Q1. ATSの費用相場はいくらですか?

編集部が主要26サービスの公開料金を集計した中央値は月額約2.5万円です。全体では無料ATS(候補者数・求人枠に上限あり)、低価格ATS(月額数千円〜2万円程度)、本格ATS(月額10万円前後〜)の3層に分かれます。規模と採用ボリュームに合わせて選びます。

Q1-2. 無料で使えるATSはありますか?

あります。ただし候補者数・求人枠・ユーザー数のいずれかに上限があり、媒体連携や分析は限定的です。無料枠の広さで選ぶなら無料で使えるATS比較をご覧ください。

Q1-3. 中小企業のATS費用の目安は?

年間採用数20名以下なら月額0〜2万円のレンジで十分なことが多いです。候補者数課金より求人数課金・定額のほうが予算管理しやすく、入社後の転記工数まで含めた総コストでの比較をおすすめします。

Q2. 見積もりで見落としやすい費用は何ですか?

初期費用・媒体連携オプション・サポート費です。月額表示は安く見えても、これらを合計した年間総額では逆転することがあります。

Q3. 低コストで書類選考の自動化まで使えるATSはありますか?

ChordOneは求人1件あたり月額500円で、書類選考エージェントが標準搭載されています。面接録画も会議にBotを同席させずに残せるため、少人数の採用チームでも運用が回ります。

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編集部メモ

ATS の料金は提案書の月額表示だけでは比較しづらいため、本記事では年間総額・媒体オプション・サポート費の観点で整理しました。記載した料金レンジは 2026 年 5 月時点の各社公開情報および編集部の取材・運用知見をもとにしています。最新情報は各社の公式サイトをご確認ください。

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