【2026年】MDM・デバイス管理ツール比較6選|Intune・Jamf・LANSCOPE等の選び方
テレワークや私物端末の利用が広がり、PC・スマホのセキュリティと管理は情シスの重要テーマになりました。MDM(モバイルデバイス管理)/デバイス管理ツールは、初期設定の自動化からセキュリティ、紛失時のリモート対応までを担います。この記事では主要6製品を5つの軸で比較し、端末構成と既存基盤に合った第一候補を整理しました。
この記事の要点(3 行)
- Microsoft中心ならIntune、Macが多いならJamf、国産・資産管理込みならLANSCOPE。
- MDM・資産管理・SaaS管理は役割が別。組み合わせて使うのが前提。
- 退職時の回収・初期化漏れを防ぐには、人事・貸与情報(ChordOne)とMDMの連携が鍵。
選び方の5つの軸
- 対応OS:Windows/Mac/iOS/Androidのうち、自社の端末構成に強いか。
- キッティング・配布:初期設定の自動化、アプリ・構成プロファイルの一括配布。
- セキュリティ:リモートロック・ワイプ、紛失対応、操作ログ、情報漏えい対策。
- 人事・資産連携:「誰の端末か」を従業員・貸与情報と紐づけられるか。
- 料金・運用:端末単価、運用体制で回せるか、サポート。
6製品の一覧比較表
| 製品 | 得意なOS | 強み | 向く組織 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Intune | Windows中心(マルチOS可) | M365/Entra IDと一体 | Microsoft中心の企業 |
| Jamf | Apple(Mac/iOS) | Apple管理の定番・自動登録 | Macが多い企業 |
| LANSCOPE | マルチOS | 国産・資産管理/操作ログ/漏えい対策 | 国産・統合管理重視 |
| Optimal Biz | マルチOS | 国産・幅広いデバイス対応 | 中小〜中・スマホ管理 |
| moconavi | マルチOS | セキュアなデータ分離・国産 | 情報漏えい対策重視 |
| Kandji | Apple(Mac/iOS) | 自動修復・モダンなApple管理 | Mac中心のモダンIT |
※ 強み・対応は2026年6月時点の各社公開情報をもとにした目安です。最新の対応OS・料金は各社公式サイトをご確認ください。
製品別の特徴
Microsoft Intune|Microsoft中心なら第一候補
Microsoft 365 / Entra ID と一体で、Windows端末の管理・条件付きアクセスを統合できます。すでにM365を使っているならコスト効率よく導入できます。
Jamf / Kandji|Apple(Mac/iPhone)管理
JamfはApple端末管理の定番で自動登録・構成配布に強み、Kandjiは自動修復などモダンなApple管理が特徴。Macが多い組織はこの2つが有力です。
LANSCOPE / Optimal Biz / moconavi|国産・統合管理
LANSCOPEは資産管理・操作ログ・情報漏えい対策まで統合、Optimal Bizは幅広いデバイス対応、moconaviはセキュアなデータ分離が特徴。国産サポートや情報漏えい対策を重視する企業に向きます。
用途別・第一候補
- Microsoft 365中心 → Microsoft Intune
- Macが多い → Jamf / Kandji
- 国産・資産管理や操作ログも統合 → LANSCOPE
- スマホ管理・情報漏えい対策重視 → Optimal Biz / moconavi
退職時の端末回収まで漏れなく
MDMでリモートロックや初期化(ワイプ)はできますが、その前提として「誰がいつ退職し、どの端末を貸与しているか」という人事・貸与情報が必要です。これが分断していると、回収漏れや初期化忘れが起き、セキュリティリスクと資産の無駄が生まれます。
ChordOneは従業員情報・貸与デバイス・利用中SaaS・退職オフボーディングを情シス・SaaS管理で一元管理します。MDMと組み合わせれば、「退職 → 端末回収・初期化・アカウント停止」を漏れなく回せます。具体的な手順は 退職者のSaaSアカウント削除漏れを防ぐチェックリスト をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. MDM(デバイス管理)は何を基準に選べばよいですか?
対応OS、キッティング・アプリ配布、リモートロック・ワイプ、セキュリティ、人事情報との紐づけ、料金で選びます。MacならJamf、Microsoft中心ならIntuneが定番です。
Q2. Intune・Jamf・LANSCOPEの違いは?
IntuneはMicrosoft一体・Windows管理、JamfはApple管理の定番、LANSCOPEは国産で資産管理・操作ログ・漏えい対策まで統合できる点が特徴です。
Q3. MDMと資産管理・SaaS管理はどう違いますか?
MDMは端末そのものの管理、資産管理は端末・ライセンス・契約の台帳、SaaS管理はアカウント・利用状況の管理が中心です。組み合わせて使うのが一般的です。
Q4. 退職時の端末回収・初期化まで漏れなく行うには?
人事・貸与情報とMDMの連携が鍵です。ChordOneで従業員・貸与デバイス・退職オフボーディングを一元管理し、MDMと組み合わせると漏れを防げます。情シス・SaaS管理を参照してください。
誰の端末か、退職後どうするか。人事情報とつなぐ。
従業員情報・貸与デバイス・SaaS・退職オフボーディングを一元管理。MDMと組み合わせて20人まで無料で試せます。
編集部メモ
本記事はMDM・デバイス管理ツールを「端末構成・既存基盤への適合」と「人事・貸与情報との連携」の観点で整理しました。MDM単体では退職時の回収漏れは防ぎきれず、人事情報との連携が要点です。対応・料金は2026年6月時点の目安で、最新情報は各社公式をご確認ください。ご指摘は お問い合わせフォーム まで。執筆方針は 編集体制ページ をご覧ください。
関連情報・出典
- Microsoft Intune 公式サイト
Windows/マルチOS管理・条件付きアクセスの最新情報。
- Jamf 公式サイト
Apple端末管理の最新情報。
- LANSCOPE 公式サイト
国産デバイス管理・資産管理・漏えい対策の最新情報。