【2026年】勤怠管理システム比較7選|KING OF TIME・ジョブカン・freee等の選び方
勤怠管理システムは「打刻できる」だけならどれも対応していますが、実運用で差が出るのは自社の働き方への適合・給与/労務との連携・法対応です。この記事では主要7製品を5つの軸で比較し、「どんな会社がどれを第一候補にすべきか」を整理しました。すでに使っている給与・会計に合わせて選ぶのが、失敗しない最短ルートです。
この記事の要点(3 行)
- 「給与・会計に合わせて選ぶ」のが鉄則。freee/マネフォ利用なら同シリーズが連携で有利。
- シフト・変形労働が多いならジョブカン勤怠、打刻方法の自由度ならKING OF TIME。
- 勤怠だけでなく従業員情報・評価・出社状況まで1つにしたいなら ChordOne を検討(20人まで無料)。
選び方の5つの軸
製品数は多いですが、見るべき観点は次の5つに集約できます。
- 働き方への適合:固定時間制/シフト制/フレックス/変形労働/裁量労働のどれに強いか。
- 打刻方法:PC・スマホGPS・ICカード・生体認証・LINE/Slack打刻など、現場が無理なく使えるか。
- 給与・労務連携:使っている給与計算・会計・労務手続きとデータが自動で流れるか。
- 法対応:36協定アラート、有給休暇の自動付与・管理、客観的記録の保存に対応しているか。
- 料金:1人あたり月額に加え、基本料金・オプションを含めた年間総コスト。
7製品の一覧比較表
| 製品 | 強み | シフト/変形労働 | 主な連携 | 料金目安(1人/月) |
|---|---|---|---|---|
| KING OF TIME | 打刻方法の豊富さ・導入実績 | ○ 対応 | 給与・労務を幅広く連携 | 約300円 |
| ジョブカン勤怠管理 | シフト・変形労働に強い | ◎ 得意 | ジョブカンシリーズ | 約200円〜 |
| freee勤怠管理プラス | freee人事労務・会計と一体 | ○ 対応 | freeeシリーズ | 約300円 |
| マネーフォワード クラウド勤怠 | MFクラウド給与/会計と連携 | ○ 対応 | MFクラウドシリーズ | 約300円(+基本料金) |
| ジンジャー勤怠 | 人事労務シリーズで統合 | ○ 対応 | ジンジャーシリーズ | 約300円(+基本料金) |
| タッチオンタイム | 専用タイムレコーダーが安定 | ○ 対応 | 主要給与ソフト | 約300円 |
| ChordOne(出社/勤怠+従業員基盤) | 従業員情報・出社状況・評価と一元化 | △ 基本的な勤怠 | ChordOne内(採用〜退職) | 20人まで無料 |
※ 料金・対応は2026年6月時点の各社公開情報をもとにした目安です。最新の料金・機能は各社公式サイトをご確認ください。多くの製品で基本料金や最低利用人数が別途必要です。
製品別の特徴
KING OF TIME|打刻方法と連携の幅で迷ったら
長年の導入実績があり、PC・スマホ・ICカード・生体認証など打刻方法が豊富。多様な給与・労務システムと連携でき、現場の打刻環境を選ばない汎用性が強みです。
ジョブカン勤怠管理|シフト・変形労働が多い現場に
シフト制や変形労働時間制への対応が手厚く、小売・飲食・サービス業に向きます。ジョブカン給与・労務HR・採用管理と揃えると、シリーズ内でデータがつながります。
freee勤怠管理プラス|freeeで会計・労務を回している会社に
freee人事労務・freee会計と一体で使え、勤怠→給与→会計の流れを止めずに運用できます。すでにfreeeを使っているなら第一候補になります。
マネーフォワード クラウド勤怠|MFクラウドで揃えるなら
MFクラウド給与・会計との連携が自然で、バックオフィスをMFで統一している会社に向きます。基本料金+従量の料金体系が一般的です。
ジンジャー勤怠 / タッチオンタイム|統合志向・安定打刻
ジンジャーは人事労務シリーズでの統合運用、タッチオンタイムは専用タイムレコーダーによる安定した打刻が強みです。
ChordOne|勤怠だけでなく従業員基盤ごと持ちたいなら
ChordOneは勤怠専用ツールではありませんが、従業員台帳・組織図・出社率分析・評価を同じ基盤で扱えます。「勤怠ツールを増やすより、人の情報を1つにまとめたい」会社に向きます。
用途別・第一候補
- シフト・変形労働が中心 → ジョブカン勤怠管理
- freeeで会計・労務を運用中 → freee勤怠管理プラス
- マネーフォワードで統一 → マネーフォワード クラウド勤怠
- 打刻環境がバラバラ/実績重視 → KING OF TIME
- 従業員情報・出社・評価まで1画面で → ChordOne(20人まで無料)
失敗しないためのポイント
- 給与計算との連携を最優先に:勤怠単体で完結せず、締め後に給与へ流れるかで工数が大きく変わります。
- 例外的な勤務を必ずテスト:夜勤・シフト・直行直帰・みなし残業など、自社の「例外」が無理なく入力できるか試します。
- 現場の打刻負担を見る:使いにくい打刻は不正・打刻漏れの原因。実機・スマホで触ってから決めます。
- 年間総コストで比較:1人単価だけでなく基本料金・最低人数・オプションを含めて試算します。
勤怠は従業員情報と切り離せません。入社・異動・退職と勤怠がずれると集計が崩れるため、人事マスタ(従業員台帳)の整備とあわせて考えると失敗しにくくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 勤怠管理システムは何を基準に選べばよいですか?
自社の働き方への適合を最優先に、給与・労務連携、法対応(36協定・有給管理)、打刻方法、年間コストの順で確認します。すでに使っている給与・会計に合わせると連携で失敗しにくいです。
Q2. KING OF TIME・ジョブカン勤怠・freee勤怠の違いは?
KING OF TIMEは打刻方法と連携の幅、ジョブカン勤怠はシフト・変形労働対応、freee勤怠管理プラスはfreeeシリーズとの一体運用が強みです。
Q3. 小さな会社でも導入すべきですか?
はい。紙・Excel集計は人数が少なくても負担とミスが大きいです。多くが1人あたり月額200〜400円程度で無料トライアルもあり、打刻と集計の自動化から小さく始められます。
Q4. 勤怠と従業員情報・評価まで一元化したい場合は?
ChordOneのように、従業員情報を軸に勤怠・出社状況・評価をつなげるワークスペース型を検討します。詳しくは 従業員管理 をご覧ください。
勤怠も、人の情報も、ひとつのワークスペースで
勤怠専用ツールと併用するか、従業員情報・出社状況・評価ごと ChordOne にまとめるか。20人まで無料で試せます。
編集部メモ
本記事は各社の公開情報と編集部の運用知見をもとに、勤怠管理システムを「自社の働き方と既存システムへの適合」という実務観点で整理しました。料金・機能は2026年6月時点の目安で、最新情報は各社公式をご確認ください。事実誤認のご指摘は お問い合わせフォーム まで。執筆方針は 編集体制ページ をご覧ください。
関連情報・出典
- KING OF TIME 公式サイト
打刻方法・連携・料金の最新情報。
- ジョブカン勤怠管理 公式サイト
シフト・変形労働対応とシリーズ連携の最新情報。
- freee人事労務 公式サイト
freee勤怠管理プラスと会計・労務連携の最新情報。